こんにちは、コンフィー(@ComfyDining)です。
大阪市内がメインのグルメブログ『コンフィーダイニング』とブログ運営や仕事についてのサイト『コンフィーラボ』を運営しています。
本日ご紹介するお店は、大阪市都島区にあるあみじま茶屋。藤田美術館に併設する、日本茶とお団子が楽しめる茶店です(閉園した太閤園の隣です)。
「美術館に付いてるカフェでしょ?」とマイナスに思われるかもしれませんが、全くそのようなことはありません。自信を持ってご紹介したいステキなお店でした。
あみじま茶屋での穏やかな時間の流れを感じながら、ぜひ、ゆっくりと心を落ち着けていただければと思います。
あみじま茶屋は基本的に水曜日がお休みですが、新型コロナウイルスの影響等で営業時間の変更や臨時休業の場合が考えられます(逆に、水曜日だけど営業されている場合もあります)。
あみじま茶屋へお伺いする際は、あらかじめSNSで営業状況をチェックするようにしましょう。
あみじま茶屋は藤田美術館に併設する茶店です
まずは、「あみじま茶屋とは」という点について簡単にご説明します(※あみじま茶屋のリーフレット参照)。
冒頭でもお伝えしましたが今回ご紹介するあみじま茶屋は、藤田美術館に併設する喫茶室です。藤田美術館は現在リニューアル中なのですが、再オープン(2022年4月予定)に先駆けて2021年の春にあみじま茶屋がオープンしました。
散歩の途中や美術館・庭園を鑑賞するときの憩いの場として、また、地域文化や芸術の発信・交流の場としての役割を担っています。
太閤園(閉園)のとなりです!(あみじま茶屋へのアクセス)
あみじま茶屋は大阪市都島区、今は閉園した太閤園のとなりにあります。
電車で向かう場合は、大阪メトロ長堀鶴見緑地線「大阪ビジネスパーク駅」かJR東西線「大阪城北詰駅(おおさかじょうきたづめ)」がオススメです(とはいえ、京橋駅や大阪天満宮駅・南森町駅からも20分程度で歩けるので、散歩しながら向かうのもアリかと思います)。
ちなみに、JR東西線「大阪城北詰駅」の3番出口はあみじま茶屋が見えるくらいの近さです。
あみじま茶屋のすぐ前に大きなコインパーキング(タイムズコーナン片町店)があるので、お車で向かう方も便利です。
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あみじま茶屋の外観
大きなガラス張りが目を惹くあみじま茶屋の外観(藤田美術館の外観でもあります)。天井の高さも相まってものすごく大きく見えます。
※藤田傳三郎は明治時代の実業家であり、美術品コレクター。そのコレクションが藤田美術館で所蔵されています。
個人的に好きなのが、あみじま茶屋の夜の雰囲気。日中とはまた違った魅力がありますね。
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開放感が感じられるあみじま茶屋の店内
あみじま茶屋の店内は、藤田美術館を入ってすぐのロビー部分にあたります。
思い思いの時間を過ごすことができる、ゆったりとした空間ですね。
ロビーの中央に、藤田美術館の入り口があります(この扉は、100年以上前の蔵を利用しています)。
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あみじま茶屋のメニュー・料金
- 煎茶とだんご(しょうゆ・あんこ)セット (500円)
- 番茶とだんご(しょうゆ・あんこ)セット (500円)
- 抹茶とだんご(しょうゆ・あんこ)セット (500円)
※煎茶と番茶は1杯のおかわり付きです(合計2杯)。
クレジットカードや電子マネーといったキャッシュレス決済も可能です(もちろん現金での支払いも可能です)。
あみじま茶屋のリーフレットに、お茶やだんご、茶碗・盆についての説明がありましたので以下に引用します。
お茶のこと
代表的な日本茶である抹茶・煎茶・番茶を用意しています。どれも同じ茶葉から作られていますが、製法などによる味わいの違いが楽しめ、季節によって産地や茶種が異なるものをお出しします。また夏季は、一晩かけてゆっくり甘みと旨味を抽出した、冷たい水出しの煎茶・番茶もお勧めです。藤田美術館は日本茶にまつわる茶碗などの美術品を数多く所蔵しています。歴史上の人々も私たちと同じようにお茶を飲み、語り合っていたことでしょう。
「抹茶」は茶葉を蒸して乾燥させ、粉末にして作られ、旨味、甘味、まろやかな味わいが特徴です。「煎茶」は茶葉を蒸して揉んで発酵を止め、乾燥させてから作られます。さわやかな香り、甘味・渋味・苦味の程よいバランスが楽しめます。「番茶」は成熟した茶葉を使用し、香ばしく焙煎して作られます。味が濃く甘味が感じられ、カフェインが少なめですっきりした味わいです。
あみじま茶屋のリーフレットより
だんごのこと
だんごの起源には諸説ありますが、遣唐使が持ち帰ったという説が有力で、元はお供え物として使われていたものが時代を経て庶民の食べ物になったようです。あみじま茶屋のだんごは保存料などは一切使用せず、米粉のみを使用して毎朝蒸し、注文を受けてから焼き上げます。醤油はだんごと相性のよい、コクと旨味のある和歌山のものを使用しています。和歌山は醤油発祥の地ともいわれ、いまなお樽仕込みで熟成させています。あんこは、粒が大きい丹波産の大納言小豆に砂糖のみを加え、炊き上げる自家製です。
あみじま茶屋のリーフレットより
茶碗・盆のこと
茶碗や盆は、期間限定でお借りしている若手作家の作品です。見るだけでなく、実際に使ってみることで作品の面白さや楽しさを感じていただけます。
茶碗:谷本貴さん
伊賀焼の窯元の三代目。伝統的な力強い肌合いを特徴としながら、新しい発想にも余念がない新進気鋭の作陶家。盆:河合優さん
あみじま茶屋のリーフレットより
岐阜県美濃の木工作家。木の美しさをいかした端正で清潔感のある作風で、家具から小物まで幅広く製作しています。
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全種類いただきました
今回は、すべてのお茶(煎茶・番茶・抹茶)をご紹介します。
ぜひ、「私ならどのお茶を頼むかなあ?」といった想像しながら読み進めていただければと思います。(先にお伝えしておくと、どれも大満足でした)。
煎茶とだんご(しょうゆ・あんこ)セット (500円)
お茶の甘みと渋味がバランスよく感じられる煎茶は、お団子との相性もピッタリ。安心感のあるお味でした。
どの商品にも同じことが言えるのですが、淹れたてのお茶と焼きたてのお団子は、特に香りが素晴らしいですね。
清涼感のあるスッキリとしたお味だったので、夏は特にオススメかなと感じました。
※お写真にあんこが写っていませんが、これは私のミスです(実際は、器に入ったあんこをいただけます)。
番茶とだんご(しょうゆ・あんこ)セット (500円)
香ばしさがとても感じられる番茶。これもまたお団子との相性ピッタリです。
焙煎した茶葉と焼きたてのお団子なので「少し重たいのかなあ?」とイメージしていたのですが、全然そんなことはありませんでした。
個人的に、1番お気に入りのセットです。
抹茶とだんご(しょうゆ・あんこ)セット (500円)
最後にご紹介するのは、抹茶とお団子のセット。
私がお伝えしたいのは、このクオリティの抹茶がお団子もついて500円でいただけるのはビックリということ。それくらい美味でした。
抹茶好きな方は、ぜひ試してみてください。
大阪市内にいながら、日常の喧騒から切り離された心落ち着く空間。そんな、あみじま茶屋でした。
ごちそうさまでした。またお伺いします。
あみじま茶屋の店舗情報
〒534-0026
大阪府大阪市都島区網島町10-32
営業時間
11:00~夕方まで(16時ごろ)
定休日 水曜日
喫煙 不可
※お店情報やメニューなどは、当ブログ掲載時のものでございます。ご不明な点はお店へご確認いただけますようお願いいたします。
なお、ブログ掲載の画像の無断使用は固くお断りさせていただいております。
※当ブログの情報に誤りがある場合、お手数ですがお声かけいただければ幸いです。
どうぞよろしくお願いいたします。